同じ世代の人

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ひさしぶりにGALLERY360°に行く。
前からお会いしたかった人の公開制作があるからだった。
彼女を知ったのは3年程前。

同い年くらいの人で何か世に発信している人を
探している時期があった。
実際の生活では、廻りに独立して仕事をしている人は少なく、
ましては女性だと皆無で、なんだか自分が異端に思えたし、
開業することにこだわらないで
誰かの為のスタッフとして仕事をするんだって、
いい仕事ができれば変わりないんじゃないか、と思う頃だった。

で、特に惹かれたのがフラワーデザイナー来本曜世さんと
書家の 華雪さんだった。
来本さんには幸運にもS-CORRIDORのオープニングに参加していただき、お会いできた。
華雪さんの個展や篆刻のワークショップには、
タイミングがどうにも合わないまま数年が経ったが、
今回ふっとお会いできた。
それも、目の前で"書く"ところを見る事となる。

室に入ると墨の匂いがする。
目の前の彼女の、驚く程色香ある空気に一瞬たじろぐ。
深い肩ぐりの黒いカットソーと長いタイトスカート、前下がりのショートボブ。
前に見たポスターはロングのストレートだったからクールに見えたのかな、
なんて心の中で言い訳するくらい照れてしまう。
5尺角位のこうぞ紙を広げ、5寸ほどある筆先に墨を含ませ手で絞る。
肩で息をする。
書く。
雪という白いものを指す字を黒い墨で書く、のを
ずっと見ていて少し混乱する。黒い字が雪に見えてくる。

書き終える。あるものは横に取り置き、
あるものは即座に丸められる。ぼいっと打ち捨てられ、
雑巾代わりに使われる紙と、最後まで作品として取り置きされる紙。
不謹慎かもしれないけれど同性だからかもしれないけれど色香を感じた。
篆刻-てんこく-の東京でのワークショップも再開するとのこと。
心が落ち着いたころ、行ってみよう。
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写真、シティーバンクの看板があるビルの二階がその場所。
展覧会は明日まで。
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by omie-L | 2009-11-27 15:06 | つれづれ


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