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茅ヶ崎の家ーお引き渡しのセレモニー

茅ヶ崎の家のお引き渡しに
行ってきました。
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すると現場に準備されていたのは...
レッドカーペットとテープカットの立派なセット。
あの鉄道開通などで知事さんがやるあの
金ぴかセットが玄関に!!
今回の施工会社松尾建設さんがお引き渡しするときは、
このセットを用意してお施主さんにテープカットしていただくとか。
鍵や書類の受け渡しだけだと思っていた私達は一瞬たじろぎましたが、
確かに、お施主さんがテープを切った瞬間、わぁ完成したー!
という和やかな雰囲気に。皆さんで記念写真を撮り合いつつ
その後事務的なお引き渡し作業に入ったのでした。

今回の住宅は、ハウスシンジケートプロジェクトの
第1棟目として完成した住宅です。


エースホーム+雄設計室+オオカワ建築設計室
との共同プロジェクトで、これからのメーカーズハウスに一石を投じる
意味あるプロジェクトとなりました。
メーカーズハウスの手厚いフォローや保証はそのままに、
私たち設計事務所が可能とする敷地条件を活かした空間構成と
細部にわたる設計を行い、住む方と家づくりの過程を共有する。
全てにおいてバランス良く高められたと感じています。
なによりも、住む方にとても喜んでいただくことができたのは、
本当に設計者冥利につきる、いい仕事となりました。
・・・・・
家づくりを考えている方には、勿論私は自信を持って
設計事務所をお薦めします。それが一番だと実感もしています。
一方、数で言えばハウスメーカーや建売業者さんが作った家が大多数です。
それぞれにそれぞれの良さがある事も事実です。
私達が大上段に構え、他の家は関係ないと無視するのではなく
町をつくる全ての家に対して積極的に発言し働きかけ、
いい家づくりについて共に高め合っていく事が、これからの
建築設計者の宿題なんだと、最近は感じています。
そんな活動によって又さらに、設計事務所の意義が高められ、
建築家として社会の役割を担えるのだと考えています。

Sさん、竣工おめでとうございます。
家族とともに育って行けるような家ができたと思っています。
今後も、その成長過程を見守って行けるような
おつきあいができれば嬉しいです。
海に行きたくなったら、ぜひ寄らせてください。
by omie-L | 2008-12-21 12:39 | 茅ヶ崎の家


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